
一番多いのが、起床してから1時間以内に倒れる方で、他の時間帯と比べて、3倍の数に上っています。
早朝高血圧の傾向がある方は、事前の対策が必要になってきますので、早朝高血圧のタイプや原因や対策を詳しくお話ししておきます。

- 就寝中の6~8時間ずっと高血圧
- 起床時に急に血圧が上がる
一番多いのが、就寝中高血圧の状態がずっと続き、血管や心臓に負担をかけ続け、起床してすぐに発病するというタイプです。
また、早朝は体内の水分が減少していますので、血液が固まりやすい状態になっている事も脳卒中や心筋梗塞になりやすい原因と言われています。

- 早朝に降圧剤の効果が切れる
- 起き上がると血圧が上がる(起立性高血圧)
- 早朝気温が下がる(冬)
- 睡眠時無呼吸症候群やいびき
- 動脈硬化
早朝にかけて、降圧剤の効果が、だんだん弱くなるというのが一つの原因としてありますが、動脈硬化が原因で発病するケースもかなり多いです。
高齢や糖尿病、脂質異常症による動脈硬化が、早朝高血圧と相まって発病してしまうようです。
その他では、暖かい布団から外に出た時の気温差、無呼吸やいびきなどで十分に酸素が得られない事なども早朝高血圧の原因となる場合もあります。

- 就寝前と起床時に水分を取る
- 降圧剤の服用を就寝前に変更
- 良く寝る
- ゆっくりと起き上がる
降圧剤を服用してる方は、就寝前に飲むように服用時間を変えたり、効果が長時間続く降圧剤に変更したりすると、早朝高血圧の対策となりますので医師に相談してみましょう。
あとは、寝る前と起床時に水分を取るのが有効な対策ですね。
就寝中はコップ1杯の汗をかきますので、体内の水分が減少し、血液がドロドロの状態になりやすいです。
その対策として水分補給が重要なカギとなりますので、特に就寝前の水分補給を忘れないようにしましょう。
また、十分な睡眠時間を取り起床時はゆっくりと起き上がるのも良い対策です。
健康管理と起立性高血圧の防止にもなりますので覚えておきましょう。