そして40代で血圧が正常値の方の割合%を一覧表にまとめました。
40代の血圧 | 正常値 | 正常値の方 の割合 % |
平均値 | 目標値 |
男性 | 130/85未満 | 72% | 126/83 | 140/90未満 |
女性 | 130/85未満 | 85% | 119/76 | 140/90未満 |
(単位=mmHg、病院での測定値、%は正常高値を含む)
40代の血圧の一覧表を見ると、
平均値的にはまだ大丈夫という第一印象なのですが、
40代男性の28%は、血圧が正常値でなくなる点が気になります。
40代の血圧の正常値、血圧が高い原因、
血圧を下げる方法をまとめておきます。

40代の血圧の正常値は、
日本高血圧学会で定義された130/85mmHg未満です。
40代男性の72%が血圧が正常値、
40代女性では85%が血圧の正常値をキープしています。
しかしながら、
40代男性は注意が必要です。
50代男性の血圧の平均値は135/87に上昇しますので、
40代ですでに血圧が高めの方は、50代で
高血圧(140/90以上)の一員となる可能性が極めて高いです。
日本人間ドック学会が定める血圧の正常値

- 仕事・家事・育児がつらい(ストレスや睡眠不足)
- 飲み過ぎ、毎晩晩酌(体内水分の増加や塩分の多いつまみ)
- 両親どちらかが高血圧(30%の確率で子供も高血圧)
- 運動はしない(車や自転車や電車が中心)
- メタボ体型である(肥満)
多忙な毎日を送る40代ですから、
多くのストレスを抱え、睡眠不足の方も大変多くなります。
その他、
遺伝的な要素が出てくるのも40代に多く、
片方の親が高血圧の場合の子供への遺伝率は30%ですので、
自分自身の生活習慣と相まって、
血圧が高くなる方が増えてくるのも40代の特長です。

40代が血圧を下げるには、
自分で出来る事をやる!これが一番の血圧を下げる方法です。
・仕事で毎日一杯にしない(適当に抜く、ストレス発散)
・同僚を気にせずに帰宅する(睡眠時間の確保)
・一駅手前で降りて運動がてら早歩きで帰る
・買い物は歩いて行く
・毎日飲まない
遺伝的に高血圧になりやすい方やストレスが多い40代は、
自分だけでは、対処が出来ない事も多いものです。
自分で出来る「血圧を下げる対策」だけを実施して、
まずは40代の血圧の目標値140/90未満を達成するようにしましょう。
血圧を下げる食べ物を積極的に食べて、
運動習慣を身に付けるのが良いと思います。