60代で血圧が正常値の方の割合(%)の一覧表です。
あなたの血圧と比較してみましょう。
60代の血圧 | 正常値 | 正常値の方 の割合 % |
平均値 | 目標値 |
男性 | 130/85未満 | 50% | 138/84 | 140/90未満 |
女性 | 130/85未満 | 55% | 137/82 | 140/90未満 |
(単位=mmHg、病院での測定値、%は正常高値を含む)
60代の血圧状況を見ると、
60代男女とも約50%の方が血圧が正常値ではなくなります。
また
60代の血圧の平均値を見ても
男女とも上の血圧が正常値の130を超えています。
60代の血圧の正常値の詳細、
60代が血圧が高い原因と血圧を下げる方法をまとめます。

60代の血圧の正常値は、
日本高血圧学会が決めた130/85未満となります。
2014年に日本人間ドッグ学会が発表した
血圧の基準範囲148/95未満というのもありますが、
これは、健康診断だけで有効ですので、区別しておく必要があります。
詳しくはこちらの記事
60代で血圧が正常値を超えた方は、
今の自分の血圧の状況に合わせて、血圧の目標値140/90未満、
もしくは、正常値である130/85未満を目標にするのが良いでしょう。

- 両親や自分の将来の不安でストレスがたまる
- すぐ起きてしまう、熟睡できない
- 60代になって、体力低下で運動できない
- 食生活が改善できない、間食するようになった
- 高血圧の家系である
ご両親の事や自分の将来の不安でストレスがたまる、
熟睡できずに、すぐ起きてしまう・・・
60代にありがちな血圧が高い主な原因です。
そこに高血圧の家系という遺伝的原因が加わると
高血圧となる可能性がグンと高くなってしまいます。

60代の血圧を下げる一番の方法は、
60代が抱えるストレスや睡眠不足を
いかに解消していくかという事になります。
抗不安剤や睡眠導入剤を服用してでも、
ストレス解消と睡眠時間を確保していき、血圧を下げたい所です。
気分転換にウォーキングや水泳、体力的に難しい方は、
公園まで散歩するだけでもストレスと運動不足の解消になります。
また退職などで時間が出来た60代は、
お菓子などの塩分が多い間食をし、水分を摂るようになります。
塩分と水分は体内の血流を増やし、血圧を上げますので節制が必要です。
また
人生を折り返した60代は、
食事ぐらいは楽しみたいという気持ちが湧くようになります。
つまり、味のしっかりとした食事を食べる傾向が出てくるのですが、
血圧の上昇に繋がってしまうので、
そのような食事は「時々」にする様に心掛けましょう。