血圧を下げるにも基本が大切となりますので、血圧を下げる食事療法の基本をお話ししようと思います。

血圧を下げる食事療法の基本 -この3つに気を付ける-
- 食生活
- 塩分
- 外食
血圧を下げる食事療法の基本は、上記3つの管理で決まります。
血圧を下げる食事療法の基本をまとめておきます。

高血圧の食事療法の基本は、栄養のバランスとカロリー制限になります。
糖尿病の方は、炭水化物の比率を下げた方が良いですが、血圧を下げる食事療法の基本となる栄養バランスは、炭水化物6:タンパク質2:脂質2となります。
また、BMI25%を超えると血圧が高くなる事が分ってますので、BMI25%以上の男性は1500kcal、女性でなら1200kcalを目標にダイエットを行っていくのが良いと思います。

血圧を下げるには、塩分制限は必要不可欠ですが、日本人は欧米諸国と比べて塩分摂取量が多く、平均して13g前後摂取してると言われています。
欧米諸国は、一日9g~10gが平均摂取量ですので、3g以上塩分摂取量に差がある事になります。
日本高血圧学会のガイドラインでは、一日6g未満の塩分を目標にするよう指示してますので、塩分を減らすコツを掴むか掴まないか次第で、血圧を下げる食事療法が出来るかどうかが決まりそうです。
塩分を減らす5つのコツ

外食は味付けが濃く、高カロリーになるものが多いので、高血圧の食事療法としては出来れば避けたいところです。
とは言いましても、週に2~3回の外食は当たり前の時代ですので、栄養バランスが良く低カロリーの外食を選ぶようにしましょう。
<外食における食事療法のポイント>
ラーメンやカツ丼などの単品ではなく定食を選ぶ
魚や野菜の入った外食を選ぶ
揚げ物は選ばない(カロリー制限)
ラーメンの汁、味噌汁は飲まない(塩分制限)
減塩醤油を少量使う(醤油は使わない)
外食での注意点を覚えておきましょう。