血圧の正常値の新基準、日本高血圧学会VS日本人間ドッグ学会

2014年の4月に日本人間ドッグ学会が

血圧の正常値の新基準を発表しました。


日本人間ドッグ学会は、「血圧の基準範囲」という表現を使い、

血圧の基準範囲は、

上の血圧88~147 下の血圧51~94と決めました。



血圧の正常値(新基準) 主張する血圧正常値(基準範囲)
日本高血圧学会 130/85未満
日本人間ドッグ学会 88~147 / 51~94

血圧の正常値130/85未満が大きく緩和されたことを受け、

日本医師会や日本高血圧学会は大騒ぎとなり、

新聞雑誌やテレビなどでも大きく取り上げられました。


スポンサーリンク



━━━━━━━━━━━━━━━━


多くの医療関係者も困惑してしまう状況となりましたが、

今では血圧の新基準に関する議論は沈静化しています。


結論から言うと、


血圧の正常値は、130/85未満のままですが、

健康な人の実態をみた場合は、

上の血圧で88~147、下の血圧で51~94が、

基準範囲内であるという形となりました。


2つ存在してしまう理由ですが、

予防医学的閾値(境界線)健康な人の実態という2つの語句が

キーワードとなってきます。


人間ドッグ学会理事 和田高士教授のお話を参考にして下さい。

「基準を緩和したというのは誤解です。※1現行の判別値はこのラインを越えると危険が高まるという予防的見地から設定された予防医学的閾値で、※2※新たな基準範囲は、健康な人の実態といえます」

※「新基準」とは?……人間ドック学会の発表によると、平成23年度に人間ドックを受診した約150万人から、重大な既往歴や薬物治療がない、BMI値25未満など「健康」であるとされる条件を満たした30~80歳の1万~1万5000人を抽出し、その検査値を低い値から高い値に並べ、最も低い2.5%、最も高い2.5%を除いた最小値と最大値の範囲をいう。今までの肥満度、血圧、脂質、血糖の基準範囲は「予防医学的閾値」で、その値以上になると病気にかかりやすくなるので注意が必要、という数値だった。

引用記事:
人間ドック学会理事 東京慈恵会医科大学の和田高士教授
※1現行の判別値=130/85未満の事だと思います。
※2新たな基準範囲=148/95未満の事だと思います。
閾値とは?(いきちorしきいち と読む)


血圧の新基準を私の言葉でまとめます


人間ドッグを受診した150万人の中で、

持病がない、薬を飲んでない、BMI25%未満という条件を満たす人、

いわゆる健康と判断出来る人を上から順に並べて、

極端に良い人と悪い人の2.5%づつを除いた数値を

血圧の新基準(基準範囲内)として発表したという事のようです。



血圧の正常値と新基準について<私の見解>

いろいろな病気にならないためには、

血圧は正常値の130/85未満でコントロールする方が良いのは間違いない。

でも

130/85未満は絶対ではないし、

少し高い(140/90前後)ぐらいなら、それほど気にする必要もない。

日本人間ドッグ学会の血圧の新基準は148/95未満である。


逆に140/90前後で気にすると、かえって体に悪いし、

140/90は、日本高血圧学会のいう血圧の目標値だから大丈夫ではないか。


140/90前後の方は、

血圧を下げる食べ物を覚え、

運動習慣を身に付けるようにしていき、

病気にならないであろう血圧の正常値130/85未満を

意識していけば(いずれ達成出来れば)良いだろう

というのが私の見解です。


スポンサーリンク




サブコンテンツ

このページの先頭へ